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オーダーメイドシザーケースの付属ベルトを製作しています
こんにちは。toolsの小柴です。
一つの美容室から4つのオーダーを頂きまして、先週は、シザーケース本体の製作をしておりました。
先週の土日に4つ全てのシザーケースが完成しましたので、本日は付属の専用ベルトをまとめて製作。
ベルトの革もガシガシ磨いて光沢を出していきます。
写真のベルトの左と右を比較すると、違いが分かりますね。
右が磨いた革です。
このように、同じ作業が連続するものは、まとめて作業をする事で効率のアップを図ります。
趣味で製作している方は、いくら時間を掛けても良いと思いますが、プロとして製作をしている方は、「時間」を常に意識していると思います。
シザーケースのお値段は、「材料費+作業工数+梱包資材費」で成り立っていますので、お客様に少しでもお安く商品を提供しようと思ったら、作業工数を短縮する事以外ありません。
材料費を削るのは、品質の低下になりますので、絶対にしないようにしています。
全てのベルトが完成しました。
今回は、真鍮パーツをご希望された美容師様が多かったので、見栄えも高級感があって良いですね。
一番右のベルトは、アンティークカラーですが、私は、こちらの風合いも好きです。
あまり主張せずに、ナチュラルな印象のシザーケースをお求めの方は、アンティークカラーをお勧めしますね。
パーツの価格が、真鍮よりも安価ですので、お値段も少し安くなります。
オーダーメイドをご希望の美容師様には、このようなパーツのメリット、デメリットをしっかりとお伝えした上で選んで頂いています。
シザーケースの付属ベルトに使う良いバックルを見つけました
こんにちは。toolsの小柴です。
今日は、使い易くて格好の良い真鍮バックルを見つけましたので、ご紹介します。
ベルトを製作した後、試しに付けて見て嬉しい発見がありました。
このバックル、少し反っている為、物凄く装着し易いんです。
今後は、真鍮のバックルをご希望しているお客様には、まず最初に、これを紹介しようと思います。
ただ、少し残念だったのは、バックルのサイズが、2cm幅の一種類しかなかった事ですね。
太いベルトを好む美容師様もいらっしゃいますので、2.5cm幅もあると良かったな~と。
シザーケース本体だけでは無く、こういったベルトにも拘りたいですね。
過去に製作したオーダーメイドシザーケース
こんにちは。toolsの小柴です。
過去に製作したシザーケースの画像が出てきましたので、ご紹介します。
これは、3ヶ月程前に女性のお客様からオーダー頂いたシザーケースです。
今こうして見るとアンティーク的な雰囲気がとても良い感じですね。
正直、ネイビーとダークブラウンの相性は製作してみるまで分からなかったのですが、全然アリでした。
形は、マチを付けたボックスタイプですが、女性の美容師様の方が、このような角ばったシザーケースを好む傾向が強いと思います。
toolsを立ち上げた当初は、女性の美容師様は、丸みを強調した柔らかい印象のシザーケースを好むだろうと思っていたのですが、蓋を開けてみれば、まったく逆でしたね。
自分の中で勝手に思い込んでいる「~だろう」は、てんでアテになりません。
toolsは、オーダーを頂いた美容室に足を運んで打ち合わせを行いますので、美容師様のニーズをダイレクトに吸収する事が出来るのは、この上ないメリットだと思っています。
机で私が「~だろう」と考えたシザーケースでは無く、現場から生まれてくるシザーケースが理想です。
少しでも壊れないシザーケースを作りたい
こんにちは。toolsの小柴です。
本日は、日曜日でしたので、軽く作業をしていました。
来年の目標である定番シザーケース計画に着手したい気持ちもありますが、今頂いているオーダーメイドシザーケースを早く作ってお届けるする事の方が大事ですので、定番は後回し。
今、本当にすべき事を良く考えて進めていこうと思います。
これは、今製作しているオーダーメイドシザーケースです。
私の中での品質の高いシザーケースの定義ですが、「機能性」「堅牢性」「デザイン性」の三拍子が高い水準である事です。
その中でも、せっかくオーダーメイドで製作するシザーケースですので、長く使って頂きたいという気持ちがとても大きく「堅牢性」の向上は、常日頃から考えています。
上の写真のジャンパーホック一つとっても、必要な強度に応じて大きさを変えています。
ジャンパーホックが大きくなるに連れて、強度も高くなっていきますので、想定される負荷を考えてボタンの大きさを決めています。
昔、ベルトにぶら下げる携帯ホルダーを製作した事があるのですが、納品後、半年足らずでボタンが壊れてしまったという連絡がお客様からありました。
その頃は、ボタンの強度等あまり考えておらず、強度の高いジャンパーホックを付けておけば問題無いと思っていたのです。
その失敗をした後、負荷に対してどれ位のボタンの大きさが適切なのか、ボタンは一つでは無く二つにしなければいけないのではないか、と色々試行錯誤するようになりました。
一つのシザーケースは、本当に沢山の工程を経て出来上がります。
その工程の一つ、一つを何となく行うのではな無く、作業の意味を考えベストを模索するというスタンスが大事ですね。
これは、シザーケース製作だけでは無く、世の中の全てのお仕事に当てはまるのでは無いでしょうか。
オーダーメイドギャラリーに作品を追加しました
こんにちは。toolsの小柴です。
オーダーメイドギャラリーに以前ブログでご紹介した「真っ赤なシザーケース」を追加しました。
ギャラリーページでは、色々な角度からの写真を掲載していますので、是非、見て頂けると嬉しいです。
スタッズを使用した5丁用シザーケースが完成しました
こんにちは。toolsの小柴です。
スタッズ付きの5丁用シザーケースが完成しました。
スタッズもインパクトがありますが、ダックカールベルトに使用している真鍮のバックルが良いですね~。
使用した革は、tools定番のイタリアンレザー「イングラサット」のネイビーとブラックです。
写真だと分かりづらいのですが、シザーホルダーとダックカールベルトはブラックなんですよ。
それ以外は、全てネイビー。
カラーを二色上手く使うと、オリジナリティと見た目の印象がグッと増しますので、是非、トライして頂きたいですね。
今回も着脱式のブラシホルダーを付けています。
こちらのブラシホルダーは、半分以上のお客様が付ける程人気になりました。
コーム等と一緒にブラシを入れると、どうしても窮屈になってしまいますので、かなり便利だと思いますよ。
スタッズ付きのシザーケースが人気
こんにちは。toolsの小柴です。
以前、製作したスタッズ付きのシザーケースが好評で、同じようにスタッズを付けて欲しいというご要望が増えています。
このフチにスタッズを付けたシザーケースですね。
主張し過ぎないスタッズは、アクセントになってとても素敵ですね。
今回、オーダーメイド頂きましたシザーケースも、フチにスタッズを入れて欲しいとの事でした。
以前は、スタッズを打つのは、そこまで得意では無かったのですが、最近は数をこなすことで克服出来ました。
写真だと色が分かりづらいですが、ネイビーの革に真鍮のゴールドスタッズです。
真鍮ゴールドは、どんな色の革でも合いますが、特にネイビー、ブラック、レッドとの相性は抜群だと思います。
こちらのシザーケースは、明日、完成予定ですので、またブログを覗いて頂けると嬉しいです。
大容量の6丁用シザーケースをが完成しました
こんにちは。toolsの小柴です。
本日、大容量の6丁用シザーケースが完成しました。
オーダーして頂いた美容師様の雰囲気がバーテンダーのような出で立ちでしたので、落ち着いたネイビーは、バッチシ似合うと思います。
角度のせいでシザーホルダー3丁が見えていますが、真正面から見ると、シザーホルダーが見えないようになっています。
なるべく、シザーケースっぽくないように気をつけたつもりですが、まぁ、シザーケースですね(笑)
上から見るとこのような感じです。
道具を沢山使う美容師様には、最適な大容量タイプです。
シザーも6丁入れられますので、道具を選ぶ必要が無いのは良いですね。
ただ、入れ過ぎてしまうと重くなり腰痛の原因にもなりますので、気をつけて頂きたい所です。
大容量の6丁用シザーケースを製作します
こんにちは。toolsの小柴です。
最近は、toolsの名前が少しづつ浸透してきている気がします。
今年の中頃から革小物全般のブランドからシザーケース一本でやっていくと決め、半年近く経ちました。
当初は、シザーケースの実績が無かった為、手づくりのビラを作って直接お店に営業してオーダーを頂いていたのですが、最近は、口コミでのご依頼が増えてきていて、本当に嬉しい気持ちで一杯です。
かなりオーダーが増えてきているとはいえ、あまりお客様を待たせてしまうのは申し訳ないので、2015年のラストスパートといった感じでガンガン作業を進めています。
今日製作していたシザーケースは、6丁用の大容量シザーケースです。
既に、製作も佳境に入っています。
パーツ同士を接着してミシンで縫製していきます。
左右のパーツを縫い合わせれば、ほぼほぼ完成です。
この後の最後の仕上げで作品の印象はグッと良くなりますので、手を抜かないように、じっくりと作業をしようと思います。
ガンガン作業をしても丁寧に妥協の無いようにしなければいけませんね。