少しでも壊れないシザーケースを作りたい
こんにちは。toolsの小柴です。
本日は、日曜日でしたので、軽く作業をしていました。
来年の目標である定番シザーケース計画に着手したい気持ちもありますが、今頂いているオーダーメイドシザーケースを早く作ってお届けるする事の方が大事ですので、定番は後回し。
今、本当にすべき事を良く考えて進めていこうと思います。
これは、今製作しているオーダーメイドシザーケースです。
私の中での品質の高いシザーケースの定義ですが、「機能性」「堅牢性」「デザイン性」の三拍子が高い水準である事です。
その中でも、せっかくオーダーメイドで製作するシザーケースですので、長く使って頂きたいという気持ちがとても大きく「堅牢性」の向上は、常日頃から考えています。
上の写真のジャンパーホック一つとっても、必要な強度に応じて大きさを変えています。
ジャンパーホックが大きくなるに連れて、強度も高くなっていきますので、想定される負荷を考えてボタンの大きさを決めています。
昔、ベルトにぶら下げる携帯ホルダーを製作した事があるのですが、納品後、半年足らずでボタンが壊れてしまったという連絡がお客様からありました。
その頃は、ボタンの強度等あまり考えておらず、強度の高いジャンパーホックを付けておけば問題無いと思っていたのです。
その失敗をした後、負荷に対してどれ位のボタンの大きさが適切なのか、ボタンは一つでは無く二つにしなければいけないのではないか、と色々試行錯誤するようになりました。
一つのシザーケースは、本当に沢山の工程を経て出来上がります。
その工程の一つ、一つを何となく行うのではな無く、作業の意味を考えベストを模索するというスタンスが大事ですね。
これは、シザーケース製作だけでは無く、世の中の全てのお仕事に当てはまるのでは無いでしょうか。
2015-11-16 | Posted in blog | No Comments »
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