シザーケースのリペア（修理）

美容師様からリペアのご依頼を頂きました。

ベルトと本体を繋ぐ接合パーツは負荷が掛かる為、切れにくい特殊な手縫い糸を使用しているのですが、上記の糸は麻糸の手縫い糸を使用しています。

2丁用の軽いシザーケースでしたので、麻糸でも問題無いと踏んでいたのですが、想像を超えて麻糸は脆かった。。

一年弱で糸が切れてしまいましたので、今回は、保証期間中の無料リペアです。

接合パーツを直すには、全体の縫製を解かなければならない仕様だったので、かなり時間は掛かりましたが、強くなって完璧に復活。

修理のついでにコバを磨き直し、革にオイルを入れましたので、いい雰囲気に仕上がっています。

toolsでご購入頂いたシザーケースは一年の保障期間が付いています。

リペアは最優先で作業を行っておりますが、やはり数日シザーケースが無い状態になってしまいます。

なので、シザーケースを買い替えた場合は、以前使用していた物が使用可能であれば残しておくことをおすすめしております。

今回の経験を生かして更に「頑丈で壊れないシザーケース」の探求を続けていきます。

そして、責任を持ってお客様にシザーケースをお送りしてまいりますので、今後共、よろしくおねがいいたします。

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