平置きシザーケースのオーダーメイド クラッチバッグタイプ
置いて使える平置きシザーケースのオーダーメイドが入りましたので、製作の様子をご紹介します。
今回は、半月型のクラッチバッグタイプのシザーケースです。
革の色は、外側の外装を紺、中パーツ赤、パーツはゴールドという素敵な感じ。
作る前からテンションが上がります。
まずは、中パーツを製作していきます。
ハサミの位置をキチッと合わせてきたので、サンプルの皮革に目打ちをして、本番革に反映します。
目打ちをした位置にパーツを縫い付けています。
既製品と違い、バッチリの位置に出来るのがオーダーメイドの良い所ですね。
今回は、総手縫いで仕立てていきます。
ファスナーの取り付けは、企業秘密。
外装と内装を縫い付けていきます。
以前、ウォレットをメインに扱うブランドを運営していた際に、ラウンドファスナータイプを製作していた技術が活用出来ます。
色々な経験は、無駄にならないものだと、今更ながら思います。
そして完成。
自分で言うのもなんですが、本当に素敵に仕上がりました。
オーダーして頂いたのは、女性の美容師様でしたが、バッチリ似合うと思います。
オーダーメイドは、お客様を見て、話してからでないとtoolsでは、製作をしておりません。
作り手が、美容師様の雰囲気や話し方から完成形をイメージ出来ないと絶対に良い物にはならないからです。
全部、私に革製品の技術を教えてくれた師匠の受け売りですが。。
本当にそう思います。
2015-09-28 | Posted in blog | No Comments »
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