オーダーメイドシザーケース 製作風景 vol.13

こんにちは。toolsの小柴です。

今日は、製作風景でご紹介している物では無いのですが、オーダーメイドのシザーケースを納品してきました。

とても喜んで頂けたようで、この仕事をしていて良かったなと、しみじみ思いながら、美味しいお酒を飲む事が出来ました。

 

さて、シザーケースの製作風景ですが、残す所、後3回になります。

ラスト、もう少しお付き合い頂けると嬉しいです。

レザークラフト 製作工程

完成したシザーケース本体のサイズに合うようにダックカールベルトの端を裁断します。

これにボタンを付ければ本体に取り付ける事が出来ます。

ダックカールベルトの製作で気をつけている事は、「革の伸び」です。

ベルトは、使っていくうちに数センチ伸びますので、ピッタリ合わせておいても、時間が経つにつれダランと垂れてくるのです。

それを軽減する為に、ダックカールベルトを両手で全力で引っ張り、伸ばしてからサイズを合わせています。

これで、極端にベルトが伸びる事は無くなりました。

ブラシホルダー

丈夫で長く使えるジャンパーホックを付けてダックカールベルト完成。

シザーケース 手づくり

本体にダックカールベルトを付ける前に、もう一手間。

本体サイドの革の切断面が切りっぱなしになっていますので、こちらを磨いていきます。

シザーケース ハンドメイド

納得いくまで根気よく磨いた結果、革が輝き出しました。

切りっぱなしの状態に比べ、グッと高級感が増しますね。

シザーケース 5丁挿し

そして、本体にダックカールベルトを留めてみます。

自分で言うのなんですが、バッチシです。

写真だと分かりづらいですが、ダックカールベルトは、紺色なんですよ。

オーダーした美容師様の個性が出ていて、とても素敵だと思います。

それでは、本日は、ここまでです。

 

2015-10-16 | Posted in blogNo Comments » 

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