オーダーメイドシザーケース 製作風景 vol.8

こんにちは。toolsの小柴です。

当初、vol.10位まで続くと言っていたオーダーメイドシザーケースの製作風景。

余裕で10を突破していきそうです。。

いまだかつてない程、細かい製作風景を掲載しているので、ボリュームは中々ですね。

今日は、ベルトと本体の接合部パーツの製作です。

ここは、一番強度を必要とする為、常に良いアイディアが無いか考えている所です。

自分の試した方法が正しかったかどうか結果が出るには数年を要しますので、オーダーメイドの際に美容師様のシザーケースを見させてもらっています。

これで、「あぁ、この方法では駄目なんだな」とデータを蓄積して、今の最良の方法に行き着きました。

シザーケース 製作

まずは、パーツの折り返し部分の先端を漉きます。

漉機も所有していますが、これ位は、革包丁で作業した方が早いので、サクッと部分漉き。

シザーケース 壊れない

先端が細くなっているのが、分かりますでしょうか。

03

そして、穴空けを行います。

穴が大きくなり過ぎないように、専用のキリを使って慎重に作業を行います。

シザーケース 頑丈

そして、手縫い。

ここは、2重に縫製する事で、強度を最大まで高めます。

シザーとその他道具が入ったシザーケースは、かなりの重みになるのに加え、ほぼ毎日使用される事を想定しなければならないので、妥協が許されない所ですね。

2015-10-11 | Posted in blogNo Comments » 

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