オーダーメイドシザーケース 製作風景 vol.5
シザーケースの製作風景vol.5です。
前回、パーツのフチを磨いた所までお伝えしましたので、今日は、完成したシザーケースが更に良く見える工夫をしていきます。
ご紹介する作業はパーツのフチにラインを入れる「フチ捻」です。
「フチ捻」を入れる事で、作品の高級感が増すので、私は、主要パーツにのみ入れるようにしています。
全部のパーツに入れてしまうと、クドイので。。主要パーツのみがポイントです。
では、早速、作業の準備をしていきます。
ラインを綺麗に出す為に、道具をアルコールランプで熱します。
そして、主要パーツのフチにスッとラインを一回引いてから、二度目に力強くラインを引いていきます。
道具をアルコールランプで熱してからラインを入れると、フチが引き締り、強くなると言われています。
一度、本当に強くなっているのか検証しようとしましたが、正直、検証の仕方が難しく、強くなっていればいいなという程度に考えています。
綺麗にラインが引けました。
パーツだけで見ると分かりづらいのですが、後々の完成品はグッと印象が良くなるでしょう。
こういった細かい工夫の積み重ねが、良い作品になっていく唯一の方法だと思います。
2015-10-08 | Posted in blog | No Comments »
関連記事
Comment